総務省、700MHz帯安全運転支援システム構築へセキュリティガイドライン策定

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車車間通信で有効とされる700MHzと、路車間通信でメリットのある5.8GHzの実験を報告(資料画像)
車車間通信で有効とされる700MHzと、路車間通信でメリットのある5.8GHzの実験を報告(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

総務省は、情報セキュリティアドバイザリーボード・ITSワーキンググループでの議論を踏まえ、「700MHz帯安全運転支援システム構築のためのセキュリティガイドライン」をまとめた。

総務省は、700MHz帯の電波を活用した車車間・路車間通信などによる、協調型安全運転支援システムでの情報セキュリティ要件について、専門的な観点から助言を得ることを目的に、2014年2月から情報セキュリティアドバイザリーボード・ITSワーキンググループを開催している。

同グループの議論を踏まえ、車車間・路車間通信のセキュリティと、安全運転支援システムのセキュリティ管理に関する基本方針と機能要件を、「700MHz帯安全運転支援システムのセキュリティ要求事項」としてまとめた。今回、要求事項に基づいて700MHz帯安全運転支援システムを構築するための指針について、ITSワーキンググループで議論した結果を「700MHz帯安全運転支援システム構築のためのセキュリティガイドライン」としてまとめた。

700MHz帯安全運転支援システムの最終的なセキュリティ確保の可否は、構築に関わる企業、団体、省庁、特に運用管理機関、公共路側機管理者、車両メーカ、車載機メーカ、路側機メーカ、SAMメーカの対応にかかっていることに留意し、運用管理機関は、ガイドラインを踏まえながら、セキュリティ技術や攻撃事例の動向を踏まえて、必要、十分な具体的なセキュリティ方式を定めたセキュリティ仕様書を策定し、実装、運用管理を行うことが重要としている。

《レスポンス編集部》

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