太陽の力を使った『ソーラークッキング』…調理器具を無料レンタル

エンターテインメント 話題
再生可能エネルギーを体験!太陽の力を使ったソーラークッキング「GREEN POWER KITCHEN」
再生可能エネルギーを体験!太陽の力を使ったソーラークッキング「GREEN POWER KITCHEN」 全 37 枚 拡大写真

GREEN POWER プロジェクト事務局は7月17日~9月30日の期間限定で、再生可能エネルギーを身近に感じてもらう体験空間「GREEN POWER KITCHEN」を東京・豊洲のWILDMAGICアーバンアウトドアパーク内のLOVE KINGDOMにオープンする。

それに先立ちプレス向け体験会が7月14日に行われた。GREEN POWER KITCHENは、経済産業省資源エネルギー庁の官民一体による普及推進活動「GREEN POWER プロジェクトの一環として行われるものだ。

自宅の屋根に太陽光パネルを設置している人などを除くと、再生可能エネルギーとの接点は多くない。GREEN POWER KITCHENでは太陽の日差しをエネルギーに変換し、調理ができるソーラークッキングキットを無料で貸し出しすることで、再生可能エネルギーの力や魅力を知ってもらうために企画された。

ソーラークッキングキットを使うことで、GREEN POWER KITCHENの来場者は楽しみながら体験メニューを作ることができる。メニューにはソーラーチョコバナナとフレーバーを7種類用意したソーラーポップコーンが用意されている。

経済産業省資源エネルギー庁再生可能エネルギー推進室の水越友香さんは、「今日はものすごくお天気が良いのでソーラークッカー、太陽の力を十分に感じ取っていただけると思います」とアピールする。しかし自然が相手なので、「いきなり雲がでてきたり、雨が降ったりするとソーラーパワーが十分に発揮できないので中止になったり料理がなかなかうまくできないこともあります。天候に左右されて出力が安定しないデメリットも感じ取っていただければ」と続けた。

体験メニューの調理では、市販されているパラボラ型ソーラークッカーを使用する。国内産アルミ製のソーラークッカーは、晴天時は最大200度程度の熱を作り出す。強烈に光を反射するため、受け付けでサングラスも貸し出してくれる。

ソーラーチョコバナナ、ソーラーポップコーンともに作り方は簡単。ソーラークッカーの中央に食材を乗せて、パラボラの角度を太陽の方へ調節して待つだけだ。天候にもよるが10分~20分程度で熱々のチョコバナナとポップコーンができ上がる。熱々のチョコバナナは取材陣に好評だった。

ちなみにポップコーンの底は熱伝導をよくするために、油性マジックで黒く塗っている。日本ソーラークッキング協会会長のオススメの方法だそう。夜の時間帯はソーラークッカー体験はできないので、昼間の太陽光で充電した「ソーラーランタン」が灯される。

GREEN POWER KITCHENでのソーラークッキング体験は、子どもから大人まで再生可能エネルギーを実感できるイベントとしている。夏のアウトドア、省エネや環境問題を学ぶ機会にもなりそうだ。

GREEN POWER KITCHEN
・日程:7月17日~9月30日
・時間:11時~15時、17時~22時の全日2回
 (17時からはソーラーランタンのみ貸し出し)
・LOVE KINGDOM公式サイトから予約が可能。予約した施設利用者へソーラークッキングキットの無料貸し出しを実施する。

再生可能エネルギーを体験!太陽の力を使ったソーラークッキング「GREEN POWER KITCHEN」…東京・豊洲で開催

《編集部@CycleStyle》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る