【INDYCAR 第13戦】ハンターレイが得意コースで今季初V…琢磨はトラブルからクラッシュ

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今季初勝利を挙げたハンターレイ。
今季初勝利を挙げたハンターレイ。 全 8 枚 拡大写真

インディカー・シリーズ第13戦は、現地18日に米アイオワ州の「アイオワ・スピードウェイ」で決勝レースを行ない、ライアン・ハンターレイが今季初優勝を飾った。佐藤琢磨は終盤、トラブルからクラッシュして19位。

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前戦に続くショートオーバル戦(決勝300周)。明るいうちにスタートしてナイトレースへと進むフォーマットで実施されたこの日のレースは、ある意味でサバイバル合戦と化していく。

まず、ポイントリーダーのファン・パブロ・モントーヤ(#2 Team Penske/シボレー)が序盤早々にクラッシュして戦線離脱。レース後半には上位を走っていたChip Ganassi Racing(エンジンはシボレー)のトニー・カナーン(#10)とスコット・ディクソン(#9)が相次いでマシントラブルらしき状況に見舞われる。そしてポール発進のエリオ・カストロネベス(#3 Team Penske/シボレー)もレース後半、中団へと埋もれていってしまった。

そんななかで、レース後半になってトップ5圏内を賑わすようになったのがハンターレイ(#28 Andretti Autosport/ホンダ)である。最後の60~50周ほどは彼が実質的な主導権を握る展開となり、残り23周での最後のリスタート以降、後続を突き放して今季初優勝を達成する。ハンターレイはアイオワ2連勝で当地3勝目、彼の所属するアンドレッティもアイオワ6連勝とここを大得意にしており、相性の良さが典型的に発揮された勝ちっぷりでもあった。

「アイオワ・スピードウェイが大好きだし、それはチームも同じだ」とハンターレイ。「予選までのマシンのフィーリングもいいものだったが、レースの序盤は苦しみ、勝てる自信まではなかった。しかし、太陽が沈んで状況は一転した。ピットストップでのフロントウイングのセッティング変更により、マシンが息を吹き返したんだ。最後のリスタートからが勝負になるとわかった時、チャンスだと確信できた。そして、実際にライバルを突き放せたんだ。チームが最高の仕事をしてくれたからこそ、つかめた勝利だよ」。2012年チャンピオン、予選9位から待望の今季初勝利であった。

2位はジョセフ・ニューガーデン(#67 CFH Racing)で、彼がシボレー勢最上位。3位にはセージ・カラム(#8 Chip Ganassi Racing/シボレー)が続いた。4~5位はホンダ勢で4位はグレアム・レイホール(#15 Rahal Letterman Lanigan Racing)、5位にカルロス・ムニョス(#26 Andretti Autosport)。

6位はエド・カーペンター(#20 CFH Racing/シボレー)で、7~8位はホンダ勢。また、今回4位のレイホールがチャンピオン争いで首位モントーヤに42点差の2番手に浮上するなど、ホンダにとって好結果の一戦ともなっている。

しかし、残念ながら佐藤琢磨(#14 A.J.Foyt Racing/ホンダ)にはこれという見せ場がなかった。前戦同様、今回も予選が決勝日に実施されるフォーマットのもと、琢磨は予選15位という結果にとどまる。そして決勝でも浮上のきっかけをなかなかつかめず、終盤にはサストラブルからクラッシュとなってしまった(決勝結果は24台中19位)。

佐藤琢磨のコメント
「スタートからタイヤの空気圧で苦しみました。コンディションに合わせたタイヤのセッティングを見つけるのは本当に難しいですね。非常にデリケートで、1度目のピットストップで調整して良くなったものが、次のピットストップのあとにはまた悪化しました。

完全に夜になって気温なども下がったレース終盤、我々はようやくハンドリングを良くすることができましたが、タイミングが少し遅かったですね。そして最後にはサスペンションが壊れてしまいました。

でも、次戦は大好きなミッドオハイオのロードコース。久しぶりのロードコースでのレースになりますから、とても楽しみです」。

琢磨が挽回を期して楽しみに待つ次戦、第14戦は現地8月2日決勝開催予定で、「ミッドオハイオ・スポーツカーコース」が舞台となる。チャンピオン争いも残り3戦という佳境で、琢磨の反撃ともども、こちらの推移・展開も楽しみである。

■16戦中13戦終了時点のポイント上位5傑
J-P.モントーヤ 445点
G.レイホール 403点
S.ディクソン 397点
H.カストロネベス 391点
W.パワー 390点

《遠藤俊幸》

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