シトロエン、ハイドロサスを廃止へ…CEOが理由を明かす

自動車 ビジネス 企業動向
シトロエン C5 クロスツアラー
シトロエン C5 クロスツアラー 全 3 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、シトロエン。同社が廃止する意向を固めたハイドロニューマチックサスペンションについて、同社のトップがその理由を明かしている。

これは7月上旬、『オートモーティブニュース』の欧州版が報じたもの。同メディアのインタビューに応じたシトロエンのリンダ・ジャクソンCEOは、「ハイドロニューマチックサスペンションは廃止されるだろう」と話したという。

ハイドロニューマチックサスペンションは、シトロエンが1955年発表の『DS』から導入している油圧サスペンション。スプリングとダンパーに代えて、オイルと窒素ガスを使用。乗員や積載物の量に関わらず、車高と車両姿勢を保ち、優れたロードホールディング性能を実現する。現行ラインナップでは、『C5』にハイドロニューマチックサスが装備されている。

このシトロエン独自技術が廃止されるとしたら、その理由は何か。リンダ・ジャクソンCEOは、「ハイドロニューマチックサスペンションは、古い技術」と述べたという。

しかし、シトロエンは、ハイドロニューマチックサスペンションに代わる新技術を開発中。同CEOは、「快適なサスペンションは、シトロエンの完全なDNA」と同メディアに話し、新技術の開発を促進していく意向を示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  2. 王者アルファードを超えるか? メルセデスベンツの次世代高級ミニバンに熱視線!「車の域を超えてる」
  3. DSの新型プレミアムハッチ『N°4』、ハイブリッドは3万9000ユーロから
  4. トヨタの新型『RAV4』、SNSでの注目は「GRスポーツ一択」 ファンの気掛かりは…
  5. 【スズキ ジムニーシエラ 新型試乗】「ノマド」にも期待が高まる、実に楽しいクルマ…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  5. 大日本印刷がカーシェア事業に参入、琉球日産と提携しマンション向けに
ランキングをもっと見る