【キャデラック Vシリーズ 日本発表】快適さを犠牲にしないスーパーセダン

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キャデラック CTS-V(左)とATS-V(右)
キャデラック CTS-V(左)とATS-V(右) 全 8 枚 拡大写真

ゼネラルモーターズ・ジャパンは、キャデラックのスーパースポーツセダン、『ATS-V』と『CTS-V』を発表。8月23日までの期間限定でプレオーダーキャンペーンを実施している。

いまから113年前に誕生したキャデラックは、「困難なことがあっても、覚悟のうえで、常に大胆に思い切って行動し、時代を創造してきたアメリカンラグジュアリーブランドだ」と話すのは、同社代表取締役社長の石井澄人氏だ。「アメリカ大統領のクルマであり、また、アメリカのハリウッド、マンハッタンなどでよく見かける成功者のシンボルがこのキャデラックなのだ」とブランドについて説明する。

そして、「デザインにこだわり、大切にしているのもキャデラックだ。フロントグリルからテールレンズに至るまで、ひとつひとつに意味を込めて、目的のある美の追求を図ってきた」という。因みに、自動車業界で初めてデザインの専門家を採用したのもキャデラックだといわれている。

「現在販売されている『ATS』で6割、『CTS』の5割のユーザーがスタイルを最購入理由に挙げている」と日本でもそのデザインが評価されていると石井氏は強調する。

そのATSとCTSにVシリーズが追加された。「俊敏な運動性能、そして、快適で洗練されたドライビング体験を提供するキャデラックのラグジュアリーセダンであるATS、CTSをベースに、10年来活動しているキャデラックレーシング直系の最先端テクノロジーと、高い走行性能を付加したのがキャデラックVシリーズだ」と石井氏。「ベースのATS、CTSが持つ快適さ、安全性、乗りやすさは犠牲にせずに作り込んだ自信作だ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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