【猛暑対策展15】猛暑もなんのその、身体を冷やす服“人間エアコン”…クールスマイル

自動車 ビジネス 企業動向
クールスマイルの「クールアーマーCA2」。別名“人間エアコン”
クールスマイルの「クールアーマーCA2」。別名“人間エアコン” 全 1 枚 拡大写真

昨年の「東京モーターサイクルショー」でバイク用のエアコンを展示した大阪のベンチャー、クールスマイルが今回の「猛暑対策展」に“人間エアコン”なるものを披露した。それは「クールアーマーCA2」と名付けられた身体を冷やす服だ。

「実はリュックの中に冷却水の入ったボトルとモーターが入っていて、その水を服(下着)に内蔵した水路に循環させるようになっているんです。全身のものだと、おそらく水風呂に入っている感じになると思いますよ」とクールスマイルの中西雄三代表。

というのも、世界初の面接地冷却で、服全体が冷えるようになっているからだ。その秘密は服の裏地にあるそうだ。裏地の中には二重構造の薄い特殊なフィルムが入っており、そのフィルムの間を冷たい水が流れているため、服全体が冷えるのだという。

冷却の持続時間は約2時間だが、リュックの中のボトルを冷たいものに変えれば、また服が冷え始めるとのこと。販売は9月の予定で、価格はタイプ別に5~10万円。この服なら熱中症になる心配もなさそうなので、暑いところで作業する人にとってはもってこいの服といっていいだろう。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  2. 冬を愉しむ上質な『ブリザック WZ-1』は“大人のスタッドレス”、想像を超える快適さは非降雪地域のユーザーにこそおすすめPR
  3. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  4. コックピット見えた! 2027年型ポルシェ『718ケイマンEV』、衝撃の価格も発覚
  5. ホンダ『S2000』にスーパーチャージャー、老舗JDMチューナーが580馬力にカスタム…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る