【国際文具・紙製品展15】キングジムのデジタルまいごひも、子どもが離れるとスマホにアラームが

エンターテインメント 話題
キングジムの「デジタルまいごひも」
キングジムの「デジタルまいごひも」 全 1 枚 拡大写真

夏休みに入り、子どもと出かける機会も増えているに違いない。そこで心配になるのが迷子や連れ去りだ。キングジムが5月に発売した「デジタルまいごひも」はそんな心配をなくす商品で、2カ月で3000個以上売り上げ、話題となっている。

デジタルまいごひもはブルートゥースを搭載した直径約4cmほどの商品で、スマートフォンに専用のアプリをダウンロードすると、相互に通信が可能になる。そして、一定の距離以上離れると、まいごひも本体とスマホに警報が鳴るようになっているのだ。

したがって、まいごひも本体を子どもに持たせておけば、離れた時にすぐわかるというわけだ。「距離も約8m~30mまで4段階で設定可能になっているので、状況に応じて変えることができます。また、スマホ、本体どちらかからでもアラームが鳴らせるようになっています」と同社関係者は説明する。

それにしても、ファイルなどの事務用品を販売しているキングジムがなぜこのような商品を販売するようになったのか気になるところだが、ある開発者が自分の子どもに持たせようと思って考えたのがきっかけだそうだ。

「この商品には別の使い方もあり、忘れやすいものに付けておくと非常にいいと思います。アラームを鳴らせば、それがどこにあるかすぐにわかりますからね。それから、海外旅行際にスーツケースに付けておくのもいいですね。1台のスマホで最大5個までペアリングが可能になっています」と同社関係者は話す。

色は緑と赤の2種類で、コイン電池1個で約1000時間もつ。価格は3800円。年間販売目標は1万個だが、今の調子でいけば軽くクリアしそうだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る