ヤマト運輸、日本発シンガポール向け「国際クール宅急便」の販売を開始

自動車 ビジネス 企業動向
シンガポールヤマト運輸
シンガポールヤマト運輸 全 2 枚 拡大写真

ヤマト運輸は、香港、台湾向けに続いて8月5日から初の東南アジア向け一貫保冷小口輸送となる日本発シンガポール向け「国際クール宅急便」の販売を開始する。

「国際クール宅急便」は、全国のセールスドライバーによる集荷や宅急便センターへの持ち込みで、荷物1個から発送できる。日本の「クール宅急便」と取り扱いサイズが同じで、日本国内と同様に利用できる。

24時間通関が行える沖縄国際物流ハブを活用して、国際間のスピーディーな輸送によって最短で、発送翌日14時から、シンガポールの中心部にあるシンガポールヤマト運輸の営業所にて荷物を受け取ることができる。また、翌々日の午前中から、シンガポールヤマト運輸のセールスドライバーが各店舗やご自宅へ届ける。

2010年から宅急便事業を開始した現地法人のシンガポールヤマト運輸は、日本と同様に保冷機能を完備した車両を使用、シンガポール国内でクール宅急便を取り扱っている。日本国内からシンガポールまではヤマト運輸が保有する航空保冷コンテナを使用した保冷輸送を行う。日本の事業者からシンガポールの消費者まで、ヤマトグループのネットワークを活用、新鮮な食材を、新鮮なまま配送する。

ヤマト運輸はこれまで、沖縄県、ANAカーゴと連携し、沖縄国際物流ハブを活用した日本の農水産品の輸出拡大に取り組んできた。新サービスのシンガポール向け「国際クール宅急便」も、高品質なスピード輸送で日本の事業者の販売機会を創出するとともに、シンガポールに新鮮な日本食を提供するのを支援する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  4. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  5. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る