三菱自 相川社長「選択と集中でASEANの能力拡大」…米生産撤退発表

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三菱自動車工業の相川哲郎社長
三菱自動車工業の相川哲郎社長 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車工業の相川哲郎社長は7月27日、東京都港区の本社で米国工場(イリノイ州)での生産撤退に関して記者会見した。このなかで、今回の決定は「選択と集中」であるとし、今後の生産体制は「日本、ASEAN、ロシアを中心にする」との方針を表明した。

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同社は現在、2017年4月の稼働予定としているインドネシア工場(年能力16万台)の新設や、フィリピン工場の能力拡大に取り組んでいる。相川社長は日本など3極の生産地域のなかでも「能力の拡大はASEANに集中していく」と述べ、米国での生産撤退の大きな背景になったと説明した。

ASEAN地域での事業展開については「いずれの国も40年ないし50年ほど前から販売網を築いてきた。他社と競合しても販売を伸ばすのは可能と見ている」と、自信を示した。

今年11月での生産撤退を決めた米国工場は、米クライスラー(当時)と合弁で設立し、1988年に生産を開始した。91年にはクライスラーの保有株を三菱が取得し、子会社とした。最盛期の2000年には22万台を生産したものの、14年には約7万台に落ち込み、「経済合理性にかなうレベルではないのが明白」(相川社長)となっていた。

《池原照雄》

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