【F1 ハンガリーGP】ベッテルが今季2勝目、ホンダが2台ともポイント獲得[写真蔵]

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
今季2勝目を挙げたセバスチャン・ベッテル
今季2勝目を挙げたセバスチャン・ベッテル 全 48 枚 拡大写真

2015年のF1第11戦ハンガリーGP決勝が26日にハンガロリンクで行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が今季2勝目を飾った。

スタートでメルセデス勢2台をかわしたベッテルは、僚友のキミ・ライコネンとともにフェラーリ勢でワン・ツーを独占する。一方順位を下げたルイス・ハミルトン(メルセデス)は1周目の激しいポジション争いでコースオフ。大きく後退してしまう。

これまではメルセデス勢がレースを支配することが多かったが、今回はベッテルは終始レースをリード。このままいけば、数年ぶりのフェラーリ勢ワン・ツーフィニッシュかと思われたが、終盤になってライコネンのマシンにトラブルが発生。ガレージにマシンが戻されリタイアとなった。

これで2位に浮上したのはニコ・ロズベルグ。トップを行くベッテルを追いかけたが、残り5周でダニエル・リチャルド(レッドブル)と接触し左リアタイヤがパンク。緊急交換を余儀なくされ8番手に後退してしまう。

結局、後続の混乱をよそに危なげない走りでトップチェッカーを受け、今季2勝目を獲得した。2位にはダニール・クビアト(レッドブル)が入り初表彰台。3位にはリチャルドが入った。開幕戦から連続して表彰台に上がってきたメルセデス勢は久しぶりに脱落。ハミルトンが6位、ロズベルグが8位に終わった。

マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソが15番手、ジェンソン・バトンが16番手からスタート。上位陣の度重なる混乱の隙に順位を上げ、今季初めて2台ともがポイント圏内でフィニッシュ。アロンソが5位、バトンが9位に入った。

2015 F1ハンガリーGP 決勝結果
1.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2.ダニール・クビアト(レッドブル)
3.ダニエル・リチャルド(レッドブル)
4.マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)
5.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
6.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
7.ロマン・グロージャン(ロータス)
8.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
9.ジェンソン・バトン(マクラーレン)
10.マーカス・エリクソン(ザウバー)

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る