マレーシア、1MDB問題で「破綻国家」に陥る懸念…TI-Mが指摘

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

汚職撲滅活動を行なっているトランスペアレンシー・インターナショナル・マレーシア(TI-M)は、巨額債務から政治的スキャンダルに発展している1MDB問題により、このままではマレーシアが「破綻国家」に陥る懸念があると指摘した。7月31日付のマレー・メイルが報じた。

TI-Mのアクバル・サタル代表は、1MDB問題の調査が進められている中、ナジブ首相の対応に批判的なムヒディン・ヤシン副首相の更迭を含む内閣改造が行なわれ、1MDB問題調査の指揮をとる司法トップのアブドル・ガニ司法長官も更迭されたことを指摘。こうした連邦政府の突然の人事によって、1MDB問題調査の連続性が絶たれ、調査に支障がおきているとした。

アクバル代表は「ナジブ首相は4月に1MDBに関する不正を断固追求すると言明したが、これまでの動きを見ていると首相が約束したことと反対のことが起きている」と指摘。公会計委員会(PAC)のヌル・ジャズラン議長が、内閣改造に伴う副内務相就任によって辞任したことでPACによる調査が、遅々として進まない状況となっているとした上で、マレーシアのインテリ階層はこうした状況について、ナジブ政権が調査の先送りを図っているとみていると分析した。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 車検の「法定手数料」が改定…物価・人件費高騰と不正行為の防止 4月から
  2. なぜ流行る? バブリングの正体とは。音の迫力と触媒リスクを冷静に考える~カスタムHOW TO~
  3. 日産キックス e-POWER 改良新型、表情を大胆チェンジ---バンコクモーターショー2026
  4. 「これは欲しくなる」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』にSNSで反響、「カッコ良すぎる」の声も
  5. 安東弘樹氏が体感!ソフト99「G’ZOX」最上位『ハイモース コート ヴェリス』で体感した“別次元”の艶と撥水PR
  6. メルセデスベンツ『GLE』改良新型、約3000点の部品を刷新…マイクロLEDヘッドランプや最新MB.OS搭載
  7. エイプリルフールの冗談が現実に、BMW M3ワゴンのレーシングカーが完成…ニュルブルクリンク24時間レース参戦へ
  8. 「新型かっけぇ!」カワサキ『ZX-10R』が日本初公開、SNSでは「空力パーツ好み」「ステップの位置えぐい」など反響
  9. ポテンザ新作「RE71RZ」「RE005」試乗! 先代と比べて“別物級”の進化を体感する
  10. 最新の取締機も網羅、セルスターから新型レーダー探知機「AR-926AW」が4月発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る