客船「飛鳥II」、12年ぶり日本一周クルーズ…エースJTBとJTBクルーズが企画

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飛鳥II (参考画像)
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JTB国内旅行企画が企画・実施する「エースJTB」と、JTB首都圏が企画・実施する「JTBクルーズ」は、日本最大の客船「飛鳥II」での「日本一周クルーズ」を発売開始した。

2015年の旅行動向では、国内旅行が好調で、クルーズ旅行も注目されている。クルーズ旅行の中でも、特に日本船各社が運航する国内を巡るコースは、発売後間も無く完売するほどの人気となっている。

JTBグループは、「飛鳥II」で10日間や1カ月程度のクルーズに、人生の節目や記念に乗船したいというニーズがあると見込み、日本船の中で最も人気が高い「飛鳥II」を利用した2016年の「日本一周クルーズ」を商品化した。

「飛鳥II」は、日本最大客船で、例年4月~7月には約100日間の世界一周クルーズを実施しているため、日本を離れている。2016年は世界一周クルーズを実施しないため、日本近海を楽しむクルーズが12年ぶりに実現する。

4月20日出発の「エースJTB 特別企画チャータークルーズ」は、JTBが「飛鳥II」を貸切りコンパクトに日本を一周するクルーズ。横浜発着、神戸発着で設定、それぞれ10日間で大分・山口・富山・秋田・函館などを巡る。「飛鳥II」初入港となる長門、世界遺産に登録された萩、絶景が楽しめることでも話題の角島などを訪れる。

旅行代金は44万~220万2000円(2人1室利用)。

6月5日出発の「日本一周グランドクルーズ」は約1カ月かけて日本を一周するロングクルーズ。航海中に南は台湾、北はカムチャッカ半島へも寄港する。「飛鳥II」初入港となる対馬や、世界遺産11カ所を訪れるコースとなる。

旅行代金は167万9000~826万5000円(同)。

《レスポンス編集部》

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