キャデラック ATS のリコール、全世界に拡大…電動サンルーフに不具合

自動車 ビジネス 海外マーケット
キャデラック ATSセダン
キャデラック ATSセダン 全 2 枚 拡大写真

GMの高級車ブランド、キャデラックの小型スポーツセダン&クーペ、『ATS』。同車が2月、米国市場で発表したリコール(回収・無償修理)が、全世界に拡大した。

画像:キャデラック ATS

このリコールは、電動サンルーフの不具合が原因。キャデラックATSの電動サンルーフの「スライド」と「チルト」とスイッチが、天井パネル内に適切に配置されていないために、うっかり乗員がスイッチに触れる可能性があるという。この場合、電動サンルーフが勝手に作動し、乗員が負傷する恐れがある。

これは、米国の安全基準に抵触。リコールの対象になるのは、ATSの2013-2015年モデル。米国で販売された5万8698台が、リコールに該当する。

今回、このリコールが全世界に拡大。また新たに、2016年モデルも、リコールに追加された。米国、カナダ、メキシコ、その他の海外市場で、合計8万2620台がリコールされる。

GMは、「この不具合による事故や死傷者の報告は受けていない」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 5000万円超えの「911」、F.A.ポルシェ生誕90年記念の『911 GT3』発表…世界90台限定
  2. 今後はアウディの定番か…開発中の『Q4 e-tron』新型、湾曲ディスプレイを激写!
  3. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  4. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  5. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る