ヤマハ発動機、第2四半期累計は営業利益42%増の697億円
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2輪車の世界販売は14%減の253万台だった。主力のアジアがインドネシアの不振により16%減の205万台にとどまった。収益性の高いマリンの営業利益は41%増の393億円となり、利益全体の底上げに貢献した。純利益は62%増の521億円だった。売上高は9%増収の8211億円。
通期の業績予想は営業利益で前期比38%増の1200億円などとしている期初時点の数値を据え置いた。都内で記者会見した柳弘之社長は「2輪車の先進国事業が黒字化するなど、各事業セグメントで収益体質の改善が進んだ」と評価した。
《池原照雄》