村上開明堂は8月4日、2015年4-6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は157億円(前年同期比+9.5%)、営業利益は13億7600万円(+48.5%)、経常利益は14億7200万円(+33.8%)、四半期純利益は10億2000万円(+48.5%)だった。
主力の自動車用バックミラーは国内での販売は減少したものの、タイやインドネシア、北米で受注増、さらに円安効果もあり、売上高は増加。利益についても、海外の業績が好調に推移したことなどで大幅増益となった。
通期業績見通しについては、海外における売上高の増加、国内および海外における合理化施策の効果や円安の影響等を織り込み、上方修正。売上高は前回予想から23億円増の622億円、営業利益は10億円増の57億円、経常利益は10億円増の60億円、純利益は10億5000万円増の41億円とした。