最先端CGでよみがえる「サンダーバード」…メカデザインは日本人

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「サンダーバード ARE GO」 新メカデザインに河森正治“条件はロボットにしない”
「サンダーバード ARE GO」 新メカデザインに河森正治“条件はロボットにしない” 全 4 枚 拡大写真

1965年にイギリスで誕生、その後50年間、絶えることなく愛されてきた特撮テレビ番組が『サンダーバード』だ。これに最新のCG技術も加わって、現代の新しい作品に生まれ変わった。2015年8月にNHK 総合テレビで先行放送される『サンダーバード ARE GO』である。
『サンダーバード ARE GO』は、『ロード・オブ・ザ・リング』で知られるWETAワークショップや世界のCGアニメーションを牽引するCGCGが驚異の映像を現実化した。50年前に感じたのと同じ息吹を、いままた世に送り出す。

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国内放送を前にして、8月5日、東京・渋谷のNHK放送センターにて本作の声優陣がその意気込みを語った。登場したのは物語の中心となるトレーシー5兄弟の面々である。スコット役(サンダバード1号)の浪川大輔、バージル役(同2号)の花輪英司、アラン役(同3号)の村瀬渉、ゴードン役(同4号)の柿原徹也、ジョン役(同5号)のKENNだ。
各人は子どもの頃に親しんだ作品に出演できる喜びを語った。なかでも柿原は幼少期、ドイツ在住の頃に英語やドイツ語で観た作品を自分が吹き替えると驚く。
浪川は「雰囲気もよく楽しい」「キャラクターづくりもうまくいっている」と話す。花輪は「普段は現場で会う機会の少ないかたが多いけれど、しっくりいく感じ」と。
村瀬は「メインのひとりで参加できて光栄です。錚々たる先輩のなかで演じるのが楽しいです」と意気込みもたっぷりだ。KENNも子どもの頃の思い出を交えて意欲満々であった。

さらに今回は、もうひとり大物ゲストが姿をみせた。日本のメカニックデザインを代表する河森正治である。『サンダーバード ARE GO』は旧作の世界観を踏襲しつつ、新たな要素を盛り込む。なかでも新シリーズの大きなカギとなるのが、トレーシー兄弟を助ける新キャラクターのケーヨの登場だろう。訳ありの過去を持つケーヨは大きな役割を果たす。
そしてケーヨが乗るのが、こちらも新登場のサンダーバードS号である。このデザインを河森が担当した。ニュージーランドの制作チームが新デザインの担当者を探す中で、国際的に活躍する河森に白羽の矢が立ったという。河森の仕事はよく知られており、オーダーにあたっては「ロボットにはしないでください」との話があったという。「ロボットが登場したら全ての事件は簡単に解決してしまいますから」と河森は笑った。

デザインにあたっては、細かなアイディアも含めて、河森の考えが反映されている。S号の「S」にはステレスの意味もあるとのこと。そして小型で小回りが利く、コクピットがバイクのなるなどのアイディアが採用されている。
黒く細長いS号は従来のサンダーバード各号と趣きが異なるが、それが個性たっぷりの各号のアイディアに入るとまさにぴったりだ。様々な役割とかたちというコンセプトが継承されている。
ニュージーランドのスタジオにも訪れたという河森の『ARE GO』の印象は、「まるで過去の作品の現場にいる様な気持ちになった。リメイクというよりも昔のシリーズがそのまま続いているような気がする」とも話す。そんな中に違和感なく入り込んだS号は、番組中で是非確認したい。

NHKの先行放送は、8月15日18時10分から第1話「インターナショナル・レスキュー出動!(前編)」翌16日18時10分からの第2話「同(後編)」からスタートする。さらに22日18時10分から第3話「スペース・レース」、29日10時からは「インターナショナル・レスキュー出動(スペシャル版)」を予定。
また併せてオリジナル版『サンダーバード』の放送も予定する。8月後半は、『サンダーバード』でたっぷり楽しめる。

「サンダーバード ARE GO」 新メカデザインに河森正治“条件はロボットにしない”

《animeanime》

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