反ナジブ首相の大規模集会、ザイド元首相府相が呼びかけ…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

ザイド・イブラヒム元首相府相(国民幸福党=KITA前党首)は、ナジブ・ラザク首相に対して抗議するため、マハティール・モハマド元首相、ヒディン・ヤシン元副首相、野党議員に対して、10万人規模となる抗議集会の参加を呼びかけた。

汚職摘発委員会(MACC)は先ごろ、ナジブ・ラザク首相名義の銀行口座に振り込まれたとする26億リンギに関する調査結果を発表。入金があったのは事実だとした上で、メディアで指摘されているような1MDBからではなく「献金」だと説明した。

ザイド元首相府相は、国民が政府に対する感情をぶつけるため1日の平和的集会を行うと表明。マハティール・モハマド元首相、ヒディン・ヤシン元副首相などに名指しで集会に参加するよう呼びかけた。またセランゴール州のモハメド・アズミン・アリ首相に対して、集会開催のため同州内のスタジアムを提供してくれることに期待すると述べた。集会の実施日については、8月31日前に行いたいと明らかにした。

民主行動党(DAP)のリム・キッシャン顧問は、ザイド元首相府相は集会の開催に関して賛成であると表明。ナジブ首相によりマレーシアが揺さぶられ、崩壊国家となることを止めなくてはならないと述べた。マハティール・モハマド元首相、ヒディン・ヤシン元副首相などと共にステージに立ち抗議する準備はできていると明らかにした。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  5. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  6. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  7. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  8. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  9. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
  10. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る