【VW ゴルフ オールトラック 発売】専用サス、最新の4WDで「本格オフローダー」の走り実現

自動車 ニューモデル 新型車
VW ゴルフ オールトラック
VW ゴルフ オールトラック 全 8 枚 拡大写真

VW『ゴルフ オールトラック』は、本格的なクロスオーバー4WDとして、ラフロード走行での高い走破性も考慮した専用サスペンションが標準装備される。

まず4輪駆動の「4MOTION」は、最新の第5世代ハルデックスカップリングを採用。「制御ユニットが常に理想的な駆動トルクを計算し、路面状況や走行条件に応じて瞬時に四輪に最適なトルク配分を行う」と説明するのは、フォルクスワーゲングループジャパンマーケティング本部プロダクトマーケティング担当部長の新道学氏だ。

「低速走行時には前輪だけにトルクを配分して燃料消費を抑える一方、発進加速時には、後輪へのトルク配分を増加させ、状況によっては後輪にほぼ100%のトルクを伝える」という。

サスペンションはノーマルよりも25mm高い専用サスペンションを装備。これにより、アプローチアングル、デパーチャーアングル、ランプアングルを大きく取ることが出来るので、「雪道やラフロードでの走破性も、本格オフローダーとしての性能を有している」と話す。

更に、ドライビングプロファイル機能では、ノーマル、エコ、スポーツ、カスタムに加えて、新たに専用のオフロードモードが追加された。このモードを選択すると、ABSは制動距離をより短くするためにホイールロックの間隔を制御。下り勾配で速度を一定に保つヒルディセントがオンになるほか、緻密に制御できるようにアクセルの特性が変化する。

その他、「フロントアシスト、レーンキープなど、ベースモデルのゴルフヴァリアント同様、様々な安全快適装備を搭載している」と、走行性能レベルを向上させているだけではなく、安全装備においても充実していることを強調した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 今スズキの250ccスポーツが面白い!快適ツアラーな『GSX250R』に俊足エクスプレスの『ジクサーSF250 / 250』もPR
  2. 東京E-Prix 市街地コースは臨海都心に準備…フォーミュラE[写真32枚]
  3. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  4. かつての『ハイラックスサーフ』、15年ぶりのモデルチェンジへ…トヨタが予告
  5. ヤマハ発動機、EVレース「フォーミュラE」に2025年より参入へ 四輪レースはF1以来
  6. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  7. マットブラックのカスタムハイエース、限定20台で発売決定
  8. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  9. メルセデスベンツ、新型パワートレイン搭載の「GLA180」発売…高性能モデルAMG「GLA45S」も追加
  10. スズキ『GSX-8R』が純粋に走りを楽しめる理由は、素晴らしい“素材”とエンジンにあるPR
ランキングをもっと見る