マラッカ海峡で燃料タンカー強盗、積荷が盗まれる

エマージング・マーケット 東南アジア

インドネシアからランカウイに向けて航行していたタンカーがマラッカ沖で行方不明となっていたが、9日インドネシア領海にいるところが発見された。

同タンカーには、3500トンの船用燃料が積載されていたが、積荷がなくなっていたことから、海賊に盗まれたとみられている。推定被害額は280万リンギ。

行方不明となっていたタンカーはシンガポール籍の「MTジョアキム」号。インドネシアのタンジュン・ピナンからランカウイに向けて航行していたが、8日の午後1時50分、ポートディクソンの21.9マイル沖の地点で通信が途絶えていた。9日の午前8時45分頃、インドネシアのプラウ・ルパから東に14マイルの海上で発見された。タンカーにはインドネシア人9人、シンガポール人1人が乗り組んでいたが、船長を含む二人が乗り込んできた海賊に殴打され怪我を負った。海賊グループは少なくとも10人いると見られている。

マレーシア海事執行局(MMEA)は身代金が要求されなかったことから、乗っ取り事件ではなく強盗事件であるとの見解を示している。

6月にはレギュラーガソリン「RON95」を6000リットルを積載したマレーシア籍の石油タンカーが、海賊に乗っ取られる事件が起きている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  6. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  7. ジープの小型SUV『アベンジャー』、発売2年で20万台受注…電動車比率は66%に
  8. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  9. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  10. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る