日立キャピタル(本社・東京)は10日、マレーシアにおける連結子会社であるファースト・ペニンシュラ・クレジットがクアラルンプール支店を開設し、社名をヒタチ・キャピタル・マレーシアと変更すると明らかにした。
日立キャピタルは、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域をグローバル事業における中長期的な成長戦略の柱と位置づけている。同社はマレーシアにおいて2011年11月よりペナン州を中心に事業を開始、2014年3月にはジョホール州に支店を開設し、マレーシアの顧客や日系企業に対して、ファイナンスなどの金融サービスを提供していた。
この度マレーシアの最大マーケットである首都圏に支店を開設し、社名を変更することで「日立ブランド」の活用を通じて、さらなる成長と事業拡大を目指すことを決定した。
同社はこれらの取り組みを通じて、ASEAN地域の発展と顧客ニーズに応えるため、事業拡大を図っていく方針だ。また現在展開中のシンガポール、タイ、インドネシアに加え、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、フィリピンなどへの展開も検討していく。