【ホンダ N-ONE ローダウン 試乗】巧みなルーフ形状には感心…島崎七生人

試乗記 国産車
ホンダ N-ONE Premium Tourer LOWDOWN
ホンダ N-ONE Premium Tourer LOWDOWN 全 7 枚 拡大写真

サスペンションで10mm、ルーフで55mm! すわ『N-BOXスラッシュ』のようなトガったチョップドルーフ車の登場か!? と思いきや、ルックスは(エアロ付きの「モデューロX」ならより顕著かもしれないが)案外と普通…が第一印象だった。

【画像全7枚】

が、シートに腰を降ろそうとすると、僅かに低さを感じた。もう一度、車外に出てルーフを見てみると、これが凄い。ちょうど『プリウス』のようにルーフ左右を盛り上げ、中央部分は限りなく平坦な落とし込み具合。さらにルーフエンドスポイラーにつながる後端が盛り上がっている。そしてルーフアンテナは後部中央から前方運転席側に移設。ルーフ真横に目の高さを合わせると、もともとのルーフのふっくらとした盛り上がりがちょうど見えなくなった。立体駐車場への入庫制限から解放された“平たいルーフ族”という訳だ。

一方で室内側にその弊害はない。カタログの図面によれば、おもしろいのは前席の頭上空間は数字上25mmも減っているが、後席は反対に5mm増えている点。ルーフ後端に盛り上がりができたせいかも知れない。コブシ何個分か…とやれば、確かに前席の標準車との差は明らかだが、実質的な圧迫感という意味では、レポーターには気にならなかった。

走りはローダウン化で、乗り味が少々イカツイか!? と当初は感じた。けれどいつもの山道を走るなどしていると、ジワリと効くロールや手応えのしっかりしたステアリングで走りやすいとわかった。荒れた路面で上下の揺れが誘発されるのは事実だが、良路では一転、なめらかな乗り心地に。ターボ付きのエンジンは相変わらず快活で、ECONボタンを外せば、パワフルな加速が楽しめる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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