西武鉄道は8月14日、「黄色い電車記念乗車券」を3000セット限定で発売すると発表した。22日に南入曽車両基地(埼玉県狭山市)で実施する一般公開イベントで先行発売し、27日から一般発売を行う。
西武鉄道のイメージとなっている「黄色い電車」の前面をイメージした専用封筒と、記念乗車券6枚をセットにしたもの。かつて運用されていた401系電車や701系電車、西武では保有車両数が最も多い2000系電車など、黄色い塗装をまとっていた西武車の写真を乗車券の券面にデザインしている。
発売額は1セット1000円。8月22日に南入曽車両基地の一般公開イベント「電車夏まつり2015」会場で先行発売が行われ、27日の5時から池袋・西武新宿両駅で一般発売を実施する。一般発売の期間は9月30日の終発までの予定だが、売切れ次第販売を終了する。
西武鉄道は1969年の西武秩父線開業にあわせ、車体を黄色く塗った101系電車を導入。それ以前に導入された401系や701系なども黄色の塗装に変更され、「西武鉄道といえば黄色い電車」というイメージが形成された。