【F1】キミ・ライコネン、フェラーリとの契約を更新

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来季もフェラーリ残留が決まったライコネン
来季もフェラーリ残留が決まったライコネン 全 6 枚 拡大写真

F1世界選手権に参戦するスクーデリア・フェラーリは19日、キミ・ライコネンとの契約を延長し2016年も継続して起用することを発表した。

2007年に同チームでワールドチャンピオンに輝いたたが、その後低迷。2009年いっぱいでチームを離脱し、同時にF1からも離れる決定を下した。その後WRC(世界ラリー選手権)等の活動を経て2012年にF1復帰。昨年から再びフェラーリのドライバーとして参戦している。

今年は新加入したセバスチャン・ベッテルが強敵メルセデス勢を相手に2勝を挙げる大活躍が目立つ一方で、不運なアクシデントや細かなミスでポイントを取りこぼしてしまうレースが続いていた。シーズン序盤からバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)がフェラーリ移籍交渉が始まっているとも噂されており、今季いっぱいでフェラーリのシートを再び失うのは避けられないかと思われていた。

引き続き来季もベッテルとともに名門フェラーリのドライバーとして戦うことが決まったライコネン。しかし、前述でも触れた通りフェラーリ移籍後はまだ勝利がなく、特に今年は不運な形で上位入賞を失うことが多い。今週末のベルギーGPや9月末に行われる日本GPなど、彼がこれまで好結果を残してきた相性の良いコースが揃っているだけに、前半戦の遅れを取り戻すようなアグレッシブな走りに期待したい。

《吉田 知弘》

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