マレーシア人訪日者数、年初7か月で15.9%増

エマージング・マーケット 東南アジア
成田空港 第2旅客ターミナル(参考画像)
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日本政府観光局(JNTO)が発表した年初7カ月の訪日者数統計によると、マレーシアからの訪日者数は前年同期比15.9%増の15万3600人となった。7月単月では、前年同月比23.1%プラスの2万人となった。

JNTOによると、7月として過去最高を記録した。桜と並んで人気の高い北海道のラベンダーが見ごろを迎えたことや、断食明け休暇、航空会社によるプロモーション価格の打ち出しが訪日需要を押し上げた。一方で物品・サービス税(GST)導入やリンギ安により消費意欲はやや鈍化傾向にある。JNTOは、7月4、5日に開催された旅行博「マレーシアン・インターナショナル・トラベル・マート2015」に合わせて広告を掲載するなど、日本の露出拡大による訪日意欲の喚起に努めている。

世界全体の年初7カ月の訪日者数は、前年同期比46.9%増の1105万8300人となった。7月単月では、同比51.0%増の191万8400人となった。

広瀬やよい

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