19日午前10時20分ごろ、北海道共和町内の国道276号で、道路左側の路肩を走行していたスポーツ用の自転車9台に対し、後ろから進行してきた軽乗用車が追突する事故が起きた。この事故で9人が重軽傷。警察はクルマの運転者を逮捕している。
北海道警・岩内署によると、現場は共和町国富付近で片側1車線の直線区間。スポーツ用自転車9台はツリーリング中で、道路左側の路肩を走行していたが、後ろから進行してきた軽乗用車が追突した。
この事故で9台すべてが弾き飛ばされるようにして転倒。乗っていた東京の大学生9人は近くの病院へ収容されたが、3人が骨折などの重傷。6人が打撲などの軽傷を負った。警察はクルマを運転していた札幌市内に在住する57歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。
聴取に対して運転者の男性は「脇見をしていた」などと供述しており、警察では前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。