ホンダの米国法人、アメリカンホンダは8月20日、2016年モデルの『HR-V』(日本名:『ヴェゼル』)のリコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
今回のリコールは、表記の間違いによるもの。アメリカンホンダによると、ヴェゼルの米国仕様車では、タイヤと排出ガスに関する表記が誤っている可能性があるという。
例えば、タイヤの場合、指定空気圧のデータに間違いがある可能性が。顧客が誤った表記に従って、空気圧を調整した場合、事故のリスクがあるとしている。
対象となるのは、米国で2016年モデルとして販売された1万1972台。ホンダは販売店において、点検を実施。誤りが見つかれば、正しい表記のラベルに貼り換えるリコール作業を実施する。
アメリカンホンダは、「現在のところ、この不具合による事故や負傷者の報告は受けていない」と説明している。