毛織のニッケ、マレーシア子会社の生産を停止

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日本毛織(ニッケ、本社・大阪)は21日、連結子会社である南海ニッケ・トレンガヌと南海ニッケ・マレーシアの梳毛・紡績加工の生産停止を決定したと発表した。

チャイナ・プラス・ワンを意図としてマレーシアにも梳毛・紡績加工の拠点を設けていたが、マレーシア市場の縮小が予想以上に早いことから、世界的に生産体制の見直しを行った。生産体制の再構築と豪州の洗毛工場売却を実施し、マレーシアにおける梳毛・紡績加工の生産停止を決定した。

生産を停止することで、特別損失として構造改善費用が約12億円発生する見込み。

ニッケは2012年、衣料繊維事業のグローバル戦略として東南アジア諸国連合(ASEAN)に進出するため、豪州の羊毛加工会社であるミシェルからトレンガヌ州の梳毛加工会社のミシェル・ナンカイ(トレンガヌ)と、セランゴール州の梳毛紡績会社ミシェル・ナンカイ(マレーシア)の株式をそれぞれ90%取得していた。

広瀬やよい

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