電気自動車(EV)の開発販売を行うGLMは8月25日、海外ファンド・海外事業会社を中心とした総額約17億円の資金調達を完了したと発表した。
GLMでは今後の事業拡大を目的に、今年5月、東京大学エッジキャピタル、三菱UFJキャピタルを中心に、サウジアラビア政府系ファンド・台湾政府系ファンド・国内ベンチャーキャピタル・国内大手事業会社を引受先として、約8億円の第三者割当増資を実施。今回、それに続くシリーズB資金調達ラウンドを完了し、総額約17億円の資金を得た。
なお、引き受け先企業については、今後事業提携発表などを通して随時公開していく予定だ。
調達資金は、国内でのトミーカイラZZの販売・アフターサポート体制の拡充、同モデルの左ハンドル化と海外販売の加速、シャーシプラットフォーム事業の推進、国内事業会社とのアライアンス強化などに充てる予定だ。