21日午前4時50分ごろ、北海道由仁町内の国道234号で、徒歩で横断歩道を渡っていた76歳の女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた66歳の男を逮捕している。
北海道警・栗山署によると、現場は由仁町東栄付近で片側1車線の直線区間。交差点には横断歩道と押ボタン式の信号機が設置されている。76歳の女性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、右方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。
女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた同町内に在住する66歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕している。
聴取に対して男は「遠くの信号を見ていて、手前で横断していた歩行者を見落とした」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。