日東電工、性能を最大30%向上したネオジム磁石を開発…モーターの小型軽量化に

自動車 ビジネス 企業動向

日東電工は、同社のもつ有機-無機ハイブリッド技術を用いることで、世界初のネオジム磁石の開発に成功したと発表した。

開発した磁石は、配向を制御することで、ハイブリッドカーなどに搭載されているモーターの性能を、従来と比べて20~30%向上させることが可能となり、モーターの小型軽量化に貢献する。

今回開発した焼結ネオジム磁石は、有機-無機ハイブリッド技術を応用することで、従来の焼結ネオジム磁石では不可能だった配向を制御することができる。このため、モーターの性能を従来品より20~30%向上させることが可能で、モーターの軽量化、小型化が図れる。また、焼結前に自由に成形加工できるため、従来法のような焼結後の削りだしが不要となり歩留り向上も図れる。

2017年度から車載モーターや産業機械、家電用品、産業ロボット向けに販売する計画。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  2. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. あのスバル「プロジェクト・ミッドナイト」が再びヒルクライムへ! グッドウッド2025で記録更新ねらう
  5. 戦後初のアウディ誕生から60周年、1965年に4ストロークエンジンで技術革新
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る