トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は8月18日、『ランドクルーザー(200系)』の2016年モデルを発表した。
米国向けの2016年モデルは、日本国内で8月17日に発表されたマイナーチェンジモデルに準じた改良を実施。内外装のリファインや、4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ、「トヨタ・セーフティ・センスP」をトヨタ車で初採用し、全車に標準装備した。
米国向けの2016年モデルでは、日本仕様の4.6リットルではなく、5.7リットルV型8気筒ガソリンエンジンが継続搭載されるのが、最大の違い。このユニットは、日本にも導入されたレクサス『LX570』と共通となる。
5.7リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力381hp、最大トルク55.5kgmを発生。最大トルクの90%を、2200rpmで引き出す設定とした。
トランスミッションは、従来の6速ATから8速ATに進化。米国市場で重視される牽引力については、最大で3855kgを実現している。