JR東日本のケーブル火災続発、太田国交相が原因究明を指示

鉄道 行政
太田国交相
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太田昭宏国土交通相は8月28日の閣議後会見で、JR東日本で相次いでいるケーブル火災について「JR東日本の社長に対し、警察や消防と協力して原因究明をしっかり行うよう指示したところだ」と述べた。

JR東日本では、18日に中央線の国立~立川間、22日に同中野駅周辺でケーブル火災が発生したのに続き、27日には山手線の目黒~恵比寿間で線路脇のケーブルが燃え、山手線などが一時運転を見合わせた。27日の火災は放火の可能性もあると指摘されている。

火災の続発について太田国交相は「どうも18日のものと22日と昨日(27日)の現象はちょっと違うという感じを持っている」と述べ、27日夕方にはJR東日本の社長に対し、電話で原因究明をしっかり行うよう指示したことを明らかにした。

国交相はまた、22日の中野駅周辺での火災を受けて、JR東日本が首都圏1365ヵ所の緊急点検を実施し異常がないことを確認したことのほか、27日の火災を受けて、同日夜から山手線内の防護管を耐火シートで巻く対策を実施するとともに、巡回警備を強化するとの報告を受けていることを明らかにした。

《レスポンス編集部》

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