【ルノー カングー ラ・ポスト 発表】「幸せの黄色いカングー」黄色に込められた想い

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ルノー カングー ラ・ポスト(サイド及びリアのLA POSTEマークは展示車のみの仕様)
ルノー カングー ラ・ポスト(サイド及びリアのLA POSTEマークは展示車のみの仕様) 全 8 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンから発売された『カングー』の限定車、『カングー ラ・ポスト』のコンセプトワードは“幸せな想いを届け、人々を幸せにする”というものだ。

カングー ラ・ポストの導入理由について、同社代表取締役社長の大極司氏は、「カングーは、商用車でもなく乗用車でもない。昔流行った言い方では、“マルチパーパスビークル”。ユーザー一人一人が考えて、自分なりのこだわりで使っているクルマだ」と日本での実態を話す。

一方、フランスでは郵便車に採用されているほか、様々な会社や個人が多様な使い方をしている。「このような使用実態を改めてアピールしたいと考え、今回の導入に至った」と述べる。

カングー ラ・ポストは、フランス郵便ラ・ポストの承認を得て、郵便車以外では初めて同社の黄色いカラーをペイントしたクルマになった。ルノー・ジャポンマーケティング部の近棟伸邦氏は、「フランスの郵便車は幸せの黄色いクルマだ。手紙や荷物を配達する郵便車は、いつでも誰かの想いを届けるクルマ。そこで、“幸せな想いを届け、人々を幸せにする”という願いを込めたこのコンセプトワードをカングー ラ・ポストに付けた」とコメント。

この、幸せの黄色の語源について近棟氏は、「もともとはイギリスで命を守る色だといわれていた。その後、アメリカで戦争から無事に帰ってくるようにと祈るカラーになった。そして、そういった意味が世界に広まり、命に関わる大事な色、あるいは、愛、信頼、尊敬を表す色になったのだろう」と一例を紹介し、カングー ラ・ポストと黄色の関係を語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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