マレーシア-シンガポールの高速鉄道、詳細決定は2017年の見通し…2022年開通見込む

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

日本が受注を目指しているクアラルンプール(KL)とシンガポールを結ぶ高速鉄道(HSR)整備プロジェクトについて、事業の詳細発表や施行業者が決定するのは2017年になる見通しだ。

公共陸運委員会(SPAD)のプロデュット・ダット最高開発責任者(CDO)が明らかにした。

工期5年が見込まれており、開通は2022年になる見通し。事業者選定は公開入札方式で行なう予定で、工費については入札の段階で概算で判明するという。ダット氏は、事業者選定に向けた準備をすでに始めていることを公表。ただ工事日程についてはシンガポール政府との折衝を経て決めることになるとした。

HSR整備プロジェクトは2013年にナジブ・ラザク首相とシンガポールのリー・シェンロン首相が発表したもので、総工費は400億リンギ。当初は2020年までに建設するとしていた。開通すれば両都市間を90分で結ぶとされる。

同事業については、東日本旅客鉄道(JR東日本)のほか、中国の高速鉄道などが事業獲得を目指している。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ランクルと戦える」日産の大型SUV『パトロール』日本発売へ、SNSでは「売れるんじゃないか?」と期待の声
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. みんなが待っていた! ダイハツ『コペン』が復活、堂々の予告…土曜ニュースランキング
  4. モチーフはピックアップトラック、『ジムニーシエラ/ノマド』用の新型フェイスキット「CH:AMP」が登場
  5. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  6. 「GRカローラのライバルに」インプレッサSTIの系譜、復活なるか? スバル『パフォーマンスB STI』公開にSNS興奮
  7. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  8. 次期『コペン』はFR駆動に、ダイハツ「K-OPEN」初公開…ジャパンモビリティショー2025
  9. 「ブルドッグみたいだぜ!」ホンダがホットな小型EV『スーパーワン』公開! SNSでは「和製アバルト」との期待も
  10. ロイター「日本にとって警鐘」…BYDが新型軽EV『ラッコ』をジャパンモビリティショー2025で公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る