高速鉄道、往復運賃は400リンギ以下に マレーシア・シンガポール

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

公共陸運委員会(SPAD)は、クアラルンプール(KL)-シンガポール間を結ぶ高速輸送システム(HSR)に関して、往復の運賃が400リンギ以下になると明らかにした。

モハマド・ヌール・カマル最高経営責任者(CEO)によると、ビジネスやレジャー目的でも利用しやすい料金とするため、手頃な運賃に設定する。KL-シンガポールの所要時間は90分となる見込みだ。マレーシア側の終点は、スンガイベシのバンダル・マレーシアに決まっている。

シンガポール紙は1日、運賃が80シンガポールドル(216リンギ)から90シンガポールドルになると報じていた。一方でマレーシアでは600から800リンギになるとの噂が出ていた。

一方で、シンガポール政府は11日、シンガポール側の終点をジュロン・イースト地区にすると正式発表した。

同プロジェクトは2013年にマレーシア・シンガポール両国間で合意したもの。ナジブ・ラザク首相とシンガポールのリー・シェンロン首相は先ごろ首脳会談を行い、2020年と設定していた完成予定を2年程度先送りすると明らかにした。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
  6. ジープの小型SUV『アベンジャー』、発売2年で20万台受注…電動車比率は66%に
  7. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  8. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  9. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  10. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る