世界の職人が腕競う「グローバル寿司チャレンジ」日本代表決まる

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グローバル寿司チャレンジ2015
グローバル寿司チャレンジ2015 全 30 枚 拡大写真

 「グローバル寿司チャレンジ2015」日本予選大会が2日、東京のABC Cooking汐留シティーセンタースタジオで開催され、東京都・神奈川県にある独楽寿司の地引淳さんが優勝した。地引さんは日本代表選手として11月の世界決勝大会に出場する。

 世界中の“すしシェフ”が腕を競う「グローバル寿司チャレンジ2015」は5月から10月まで世界14カ国で予選大会を開催中で、世界決勝大会は11月25日に東京で開催が予定されている。日本予選には書類選考を経た11名が出場し、すしの基本である「江戸前すし」とシェフの創造性を審査する「創作すし」の2部門で競った。

 「グローバル寿司チャレンジ2015」は、世界で高品質なすしが安全に楽しまれるようになることを目指し、“すしシェフ”の技術向上や消費者への知識普及を目的とする。開催は今年が初めてで、すしシェフの腕を競うイベントとしては過去最大規模だ。

 主催のグローバル寿司チャレンジ実行委員会は、一般社団法人国際すし知識認証協会とノルウェー水産物審議会で構成される。両者は2011年に、世界での寿司の普及のために「友好・協力に関する覚書」を締結、「グローバル寿司チャレンジ」は覚書の延長にある協働の取り組みだ。

 日本代表となった独楽寿司の地引さんは、18歳から寿司店で修行を始め、すしシェフ歴27年。一度は競技大会に挑戦したいとの想いで出場した。普段から自然の味を活かすことを考え、予選大会でも素材の味を引き出すことに努めたそうだ。「普段の道具ではないので感覚が違い、また時間制限にはあせったが、結果を聞いて驚いた。決勝に出場するからには世界一を目指したい」。

 日本予選審査委員長の風戸正義氏は、「日本の寿司職人は一般的に食材づかいが巧みな一方、創作性では海外のほうに分があると感じることが多い。しかし本予選大会では、“日本人らしさ”の中に創作性が活かされ、創作性のレベルの高い作品が多かった。優勝した地引さんはソースの使い方も優れており、繊細でレベルの高い創作寿司を作った」と評価する。

グローバル寿司チャレンジ、日本代表が決定!……世界決勝大会は11月

《高木啓@RBB TODAY》

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