日産 エクストレイル ハイブリッドで燃費トライアルしてみた…コツは「EVモードにこだわらない」

エコカー ハイブリッド
エクストレイル ハイブリッド エコラン競争
エクストレイル ハイブリッド エコラン競争 全 8 枚 拡大写真

日産『エクストレイル ハイブリッド』を使った、メディア向け燃費トライアルイベントに参加してみた。

【画像全8枚】

エクストレイルハイブリッドは、1モーター2クラッチというハイブリッド方式。モーターがジェネレーターを兼用する方式で、エンジンが切り離され、モーターのみで走るEVモードがあるのが特徴。レスポンスチームとして参加した筆者の作戦は、とにかくEVモードで走ること。あとは、エコランの基本、エアコンは切って根性で走る…だ。

結果を先に話してしまおう。燃費は17.5km/リットルで、28媒体中19位というなんとも中途半端なものだった。トップの燃費を記録した媒体は19.4km/リットル、最下位が15.0km/リットル。JC08モード燃費は20.0km/リットルなので、どの媒体もJC08モード超えは達成できなかったことになる。全体としての平均は17.8km/リットルだったので、カタログ値の90%程度は達成していた。

今回のトライアルコースは、日産のグローバル本社(神奈川県・横浜)から、富士ヶ嶺おいしいキャンプ場(山梨県・南都留郡)まで。道程は首都高から保土ヶ谷バイパス経由で、東名高速~圏央道~中央道~一般道。キャンプ場の標高はおよそ1000mなので、横浜の地下駐車場からスタートしたことを考えれば、ほぼ登りでのトライアルとなった。

復路は富士ヶ嶺から富士宮市街を通り、東名高速~保土ヶ谷バイパス~首都高という道程で18.6km/リットルの燃費を記録している。これはエコランを気にせず、エアコンもオンで走った数値だ。

自分なりになぜ、燃費を伸ばすことができなかったかを分析した。最大の要因は、EV走行を意識しすぎたこと。走行中にエンジンが始動すると、そのエンジンを停止したいがために、アクセルを緩めてエンジンを停止する。ところがまたすぐにエンジンは始動してしまう。その際、エンジン回転は2000回転程度まで上がってしまう。この繰り返しが燃費を悪くした第一の原因だと思う。

というのも、富士ヶ嶺に到着してから少し時間に余裕があったので、周囲を走り回って燃費を稼いだ。このときにはすでにEVにこだわることがムダなことだと気づいていたので、それを考えずに走るとドンドン燃費が上がっていったからだ。

もうひとつは瞬間燃費計を表示できなかったこと。平均燃費から瞬間燃費に表示を変更することが上手くできなった。やはり燃費を向上するには、その瞬間の燃費を知り、どの行為が燃費にどう影響しているかを考えないとならない。

エクストレイルハイブリッド…意外と大きく燃費を意識しないで、ムダがないように普通に走ると燃費がいいということが判明。それだけに、大きくも、悔しい収穫だった。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『アウトランダー』に本格オフロード仕様登場か!? トライトン譲りの「レイダー」
  2. レクサス『ES』新型、世界初技術「レスポンシブヒドゥンスイッチ」採用…東海理化が開発
  3. レクサス『NX』ビッグマイナーチェンジはこうなる…新デザイン採用で商品力を大幅強化か
  4. ホンダ『シビックタイプR』受注停止のままモデルチェンジへ、登場は2026年秋か…最終デザイン
  5. トヨタ『RAV4ハイブリッド』新型、ケンタッキー工場で生産開始…米国最量販小型SUV
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国勢にも対抗する競争力のあるSDV開発に必要なものとは…アステモサイプレモス 木村篤仁氏[インタビュー]
  2. ボッシュ、ヒューマノイド向け需要拡大でロボティクス事業を強化
  3. アステモが執行役員を解任、「職務遂行の適切性に問題」…子会社社長も交代
  4. SDV時代、進化するアフターマーケットの“今”と“未来”が一堂に…「アウトメカニカ フランクフルト 2026」9月8~12日開催
  5. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
ランキングをもっと見る