美術館・博物館の鑑賞を一歩深く…NTTと廣済堂のICT技術

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Bunkamura「ミュージアムICTショーケース」
Bunkamura「ミュージアムICTショーケース」 全 2 枚 拡大写真

 東日本電信電話(NTT東日本)と廣済堂は8日、美術館・博物館でのICT活用のモデルケース「ミュージアムICTショーケース」を、BunkamuraおよびNTT技術史料館で開催することを発表した。

 「ミュージアムICTショーケース」は、来館者サービスから業務用途まで、美術館・博物館におけるICT利用を提案するものだ。今回、東急文化村および日本電信電話が協力し、東急文化村が運営する複合文化施設「Bunkamura」および、NTTが運営する博物館「NTT技術史料館」において、モデルケースを展開する。全館に光回線とWi-Fi環境を整備し、無料Wi-Fiインターネットの提供のほか、貸し出しタブレットによる作品ガイド、クラウド型サイネージ、業務用インターネット環境などを提供する。

 Bunkamura(東京都渋谷区道玄坂2-24-1)では12月7日まで(Bunkamuraザ・ミュージアム「ウィーン美術史美術館所蔵 風景画の誕生」展 開催期間中)、来館者向けサービスとして、テキスト&画像付きの音声ガイド、作品にまつわる館内限定コンテンツ等を視聴できるタブレットを貸し出す。Bunkamura館内主要エリアでは、来館者の端末からアクセスできる館内情報のポータルサイトを提供する。あわせてBunkamuraスタッフ向けWi-Fiの提供も行う。

 NTT技術史料館(東京都武蔵野市緑町3-9-11)では、2015年10月から常設を行い、タブレットガイド、館内ポータルサイトの提供を行う。NTT研究所の最先端の研究成果と、NTT技術史料館のタブレットガイドを組み合わせたトライアルも本年度内に実施する予定。

NTT東と廣済堂、Bunkamura「風景画の誕生」展でICT活用ショーケースを開催

《冨岡晶@RBB TODAY》

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