ホンダ青山取締役、二輪の国内生産移管は全ての領域で検討

モーターサイクル 企業動向
ホンダ 熊本製作所
ホンダ 熊本製作所 全 4 枚 拡大写真

ホンダの二輪事業本部長である青山真二取締役執行役員は9月11日、二輪車の国内生産移管について、同日開始した50cc級だけでなく、排気量の大きい中型車なども検討していると明らかにした。

ホンダは同日、50ccスクーターの国内移管第1弾となった『ジョルノ』のラインオフ式を熊本製作所(熊本県大津町)で開いた。青山氏は記者団との懇談で、同モデルの国内移管の背景として「トータルのコストでは(ベトナムや中国より)日本は高くなくなっている」ことを挙げた。

生産コスト面だけでは、なお海外が有利な場合があるものの、青山氏は「物流費や品質対応費用などを含めると日本生産のメリットは十分ある」と指摘した。そのうえで排気量のより大きいモデルについては、「決定したものはないが、全ての領域で検討は行っている」と語った。

また、青山氏は「生産の基本は地産地消」として、需要地生産を重視する方針も強調。国内で一定の需要があるのに輸入している製品の国内生産移管を、鋭意検討する意向を示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る