【全日本MX 第8戦】ホンダ 成田亮、パーフェクトウィンを達成

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
成田亮(ホンダ)
成田亮(ホンダ) 全 8 枚 拡大写真

全日本モトクロスの第8戦が9月13日、名阪スポーツランドで開催され、IAクラスで成田亮(ホンダ)がパーフェクトウィンを達成した。

ヒート1、ホールショットを小島庸平(スズキ)が奪い、これに熱田孝高(スズキ)、新井宏彰(カワサキ)、三原拓也(カワサキ)、小方誠(ホンダ)が続いた。しかし、2周目に入るフィニッシュジャンプで小方は激しく転倒。身体にダメージを負ってしまう。

一方、成田亮(ホンダ)はスタートで大きく出後れ、1周目を11番手でクリア。それでも2周目には8番手、3周目には6番手、4周目には4番手と着実に順位を上げて、小島と田中教世(ヤマハ)と熱田によるトップ争いに加わる。6周目、成田はまず熱田の攻略に成功。次周、田中をパスして2番手に浮上した成田は、トップを走る小島を猛追。11~12周目に距離を詰め、小島にプレッシャーを与えた。すると13周目、小島が転倒して後退。これでトップに立った成田が、19周で終了したレースを独走で制した。

ヒート2は新井が好スタート。これに続いた成田は3周目に仕掛けてトップに浮上。しかし新井も粘りをみせたことから、成田は新井を引き連れたまま、星野優位(ホンダ)を先頭とする3番手以下の大集団を、4周目の段階で10秒以上も引き離した。

レース中盤に入っても、成田は序盤とほぼ変わらないラップタイムをキープ。これに対して新井のタイムは落ち、成田は次第に独走態勢を築いていった。結局、19周のレースで最大約12秒の差をつけ、成田が両ヒート制覇を達成した。

■IA1(ヒート1)
1位:成田亮(ホンダ)
2位:田中教世(ヤマハ)
3位:熱田孝高(スズキ)
4位:安原志(ヤマハ)
5位:星野優位(ホンダ)
6位:三原拓也(カワサキ)

■IA1(ヒート2)
1位:成田亮(ホンダ)
2位:新井宏彰(カワサキ)
3位:小島庸平(スズキ)
4位:熱田孝高(スズキ)
5位:三原拓也(カワサキ)
6位:深谷広一(ホンダ)

■ポイントスタンディング
1位:熱田孝高(スズキ)314P
2位:小島庸平(スズキ)309P
3位:小方誠(ホンダ)289P
4位:成田亮(ホンダ)283P
5位:新井宏彰(カワサキ)267P
6位:田中教世(ヤマハ)229P

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
  3. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  4. マイバッハ初の2シーターオープン「SL 680 モノグラム」米国発売へ、約3315万円から
  5. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る