三菱自動車は9月17日、『デリカ』などのエンジンECUに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、三菱『デリカ』『アウトランダー』『ギャラン』の3車種で、2005年10月9日から2015年3月7日に製造された19万5482台。
エンジンECUの制御プログラムにおいて、アイドリング時の空気量を補正する学習上限値の設定が不適切なため、カーボンがスロットルバルブに堆積した場合に、アイドリング時の空気量が不足するものがある。そのため、アイドリング回転付近でエンストに至るおそれがある。
改善措置として、全車両、エンジンECUのプログラムを対策品に書き替える。
不具合は98件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。