JR西日本、栓抜きなど復刻した観光列車を岡山で運行…2016年春から

鉄道 企業動向
キハ47形改造車「ノスタルジー」のイメージ。2016年春から津山線などで運行する。
キハ47形改造車「ノスタルジー」のイメージ。2016年春から津山線などで運行する。 全 5 枚 拡大写真

JR西日本岡山支社は9月17日、JRの大型観光キャンペーン「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン(岡山DC)」にあわせ、「ノスタルジックな外装・内装」を施した観光列車を津山線などで運行すると発表した。2016年春から運行する。

【画像全5枚】

発表によると、キハ40系気動車のキハ47形改造車2両を使用。「レトロなタイムカプセルに乗って、さあ懐かしいまちへ!」をコンセプトとし、車両の愛称は「ノスタルジー」とする。座席定員は136人で、かつてキハ20系気動車などの国鉄一般形気動車で採用されていた、クリームと赤の2色塗装(一般色)を車体に施す。

車内も国鉄時代の普通車の標準的な内装を再現。青色モケットの座席や瓶ジュース用の栓抜きなど、「懐かしいインテリア」を復刻する。このほか、窓の上部を使って岡山県北部エリアの観光スポットを紹介する。

2016年春の津山線での運行開始時には、『みまさかノスタルジー』の列車名で運行する予定。運行時刻や車内サービスなどの詳細は今後案内するとしている。

キハ40系は1977年、「首都圏色」と呼ばれる朱色1色の塗装で登場しており、それ以前の一般形気動車の標準色だった一般色は採用されなかった。しかし、最近ではJR東日本の烏山線で運用されているキハ40形などで一般色が採用されている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  2. 「さすが私が欲しいバイク」ヤマハの原付二種スポーツ『XSR125』が「バイクオブザイヤー2025」に、SNSではファン興奮
  3. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  4. 「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
  5. 「次に必要なものを、いま創る」3Mが描く、素材から変えるモビリティの未来PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る