逆走の乗用車が大型トラックと衝突…認知症疑い

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14日午後9時25分ごろ、長野県千曲市内の長野自動車道上り線を乗用車が逆走。順走する大型トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で運転していた82歳の男性が死亡した。近くのサービスエリア(SA)から逆走を開始したとみられる。

長野県警・高速隊によると、現場は千曲市八幡付近で片側2車線の直線区間。乗用車は姨捨SAから逆走を開始したとみられ、約3km進んだところで順走してきた大型トラックと正面衝突した。

この事故で乗用車は大破。運転していた山梨県甲府市内に在住する82歳の男性は腹部を強打。内臓損傷が原因で約4時間後に死亡した。トラックを運転していた福島県郡山市内に在住する32歳の男性にケガはなく、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

死亡した男性には認知症の疑いがあり、同日の昼ごろに外出してから行方がわからなくなっていた。警察では逆走開始地点の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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