韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は9月15日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー15において、コンセプトカーの『ビジョンGクーペ』を欧州初公開した。
同車は8月、米国カリフォルニア州で開催されたペブルビーチ・コンクール・デレガンスにおいて、ワールドプレミア。ヒュンダイはビジョンGクーペの欧州初公開、そしてモーターショーデビューの場として、フランクフルトを選んだ。
ビジョンGクーペの最大の特徴は、ヒュンダイ初のハイエンドプレミアムクーペという点。フロントマスクは、2013年11月に発表された新型『ジェネシス セダン』と共通イメージ。また、短いリアデッキが目を引く。
パワートレインは、ヒュンダイの最上級サルーンの『エクウス』や、上級サルーンのジェネシス セダン用の5.0リットルV型8気筒ガソリン自然吸気ユニット。最大出力420hp/6000rpm、最大トルク53kgm/5000rpmを引き出す。
ヒュンダイデザインセンターのクリストファー・チャップマン代表は、「このコンセプトカーは、ヒュンダイの高級車の将来の方向性における我々の自信を反映したもの」とコメントしている。