19日午後6時15分ごろ、北海道恵庭市内の国道36号で、対向車線側からUターンしてきた大型トラックに対し、進路を塞がれた大型ダンプトラックが衝突する事故が起きた。この事故でダンプトラックを運転していた73歳の男性が死亡している。
北海道警・千歳署によると、現場は恵庭市戸磯付近で片側2車線の直線区間。大型トラックは中央分離帯が途切れている場所で対向車線側からUターンを開始したが、合流側の車線を進行してきた大型ダンプトラックの進路を塞ぐ状態となり、ダンプトラックは避けきれずにトラックの荷台左側面部に衝突した。
衝突によってダンプトラックの運転席部分が大破。運転していた同市内に在住する73歳の男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡した。警察は大型トラックを運転していた札幌市中央区内に在住する32歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。
警察ではUターン時の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。