【フランクフルトモーターショー15】日産とメルセデスの共同開発ピックアップトラック、ルノー 版も用意

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ルノー アラスカン
ルノー アラスカン 全 3 枚 拡大写真

日産自動車とメルセデスベンツが、共同開発する新型ピックアップトラック。同車に関して、新たな発表が行われた。

画像:ルノー アラスカン

メルセデスベンツを擁するダイムラーとルノー日産は4月、1トンクラスのピックアップトラックの分野で、提携関係を拡大すると発表。提携拡大の内容は、日産とダイムラーが、中型のピックアップトラックを共同開発。日産は新型『NP300』、ダイムラーはメルセデスベンツブランド車として、市場に投入するというものだった。

9月15日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー15では、この新型ピックアップトラックについて、新たな発表が行われた。それは、日産ブランド、メルセデスベンツブランドだけでなく、ルノー版も開発されるということ。

ルノーは9月上旬、コンセプトカーの『アラスカン』の概要を発表。アラスカンは、ルノーが2016年前半に市販予定の小型ピックアップトラックを示唆したコンセプトカー。ルノーはLCV(軽商用車)市場の強化を目指しており、最大積載量1トンクラスのピックアップトラック分野に、参入する。このアラスカンの市販版が、ダイムラーとルノー日産の共同開発車となる。

ルノー日産とダイムラーは、「3ブランドのトラックは中南米向けに、アルゼンチンのコルドバにあるルノーの工場内に設けた専用ラインで、日産が生産する予定。さらに、スペインの日産バルセロナ工場でも生産される。メルセデスベンツトラックの生産は、この2つの工場で2020年までに開始する予定」とコメントしている。

《森脇稔》

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