信号待ちの歩行者に暴走車が衝突、ペダル踏み間違えが原因か

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20日正午ごろ、岩手県宮古市内の国道45号で、歩道で信号待ちをしていた歩行者2人に対し、近くの駐車場から進出してきた乗用車が衝突する事故が起きた。この事故で2人が死傷。警察は運転していた65歳の女を現行犯逮捕している。

岩手県警・宮古署によると、現場は宮古市磯鶏沖付近で片側1車線の直線区間。丁字路交差点には横断歩道と信号機が設置されている。乗用車は道路に隣接する市施設の駐車場から進出しようとしていたところ、金属製のポールに接触し、その直後に暴走。歩道で信号待ちをしていた歩行者2人を次々にはね、道路反対側にある別の駐車場に突っ込み、金属製のフェンスに衝突して停止した。

この事故で歩道上ではねられた84歳の女性が頭部を強打。意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、回復することなく翌21日に死亡。82歳の女性も足の指を骨折するなどの重傷を負った。警察はクルマを運転していた山田町内に在住する65歳の女を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを続けている。

聴取に対して女は「ポールへの接触で気が動転した」などと供述しており、警察ではアクセルとブレーキを踏み間違えたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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