米議会、VW の公聴会を開催…排ガス不正を徹底追及へ

自動車 ビジネス 企業動向
アメリカ合衆国議会議事堂webサイト
アメリカ合衆国議会議事堂webサイト 全 1 枚 拡大写真

排ガステストを巡って、大規模な不正が発覚したフォルクスワーゲングループ。同社が、米国議会の公聴会に呼ばれることが分かった。

これは9月21日、米下院のエネルギー商業委員会が明らかにしたもの。「フォルクスワーゲンのディーゼルエンジン問題に関する公聴会を、近日中に開催する」と発表している。

米下院エネルギー商業委員会のFred Upton委員長は、「厳しい排出ガス基準は、国民の健康に配慮したもの。米国および世界の自動車メーカーは、EPA(環境保護局)が定めた規制内で、排出ガス中の有害物質を削減する先進技術を開発してきた」とコメント。

さらに、「フォルクスワーゲンの一部車種が、排出ガス試験に不正なソフトウェアを使ったのは、重大な問題だ」と指摘した。

Fred Upton委員長は、フォルクスワーゲングループを徹底追及する構え。「国民は、このような問題が二度と起きないよう、回答を求めている。フォルクスワーゲングループから、その回答を引き出すつもりだ」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  4. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
  5. 11/28【無料】CES2026予習&復習セミナー「前回レポートでの振り返りと今年の見どころを紹介」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る