川崎重工、ボーイング 777X 前部胴体などを製造する工場を新設へ

航空 企業動向
ボーイング777X
ボーイング777X 全 1 枚 拡大写真

川崎重工業は、航空機製品を生産する名古屋第一工場で、ボーイング777X向け部品を製造するため、工場を新設すると発表した。

新工場は、名古屋第一工場北工場の敷地内に建設するもので、延床面積が約1万3000平方メートル。2016年12月末に竣工する予定。

川崎重工は、ボーイング777Xの前部胴体、中部胴体、主脚格納部、後部圧力隔壁、貨物扉を担当することでボーイングと合意している。新工場には、自社製ロボットによる先進的生産設備、高性能センサーを適用した検査装置など、新技術を積極的に導入して自動化を推進、効率的な生産体制を構築する。具体的には、新型スキン・スプライス・リベッターや新型フレーム・シアタイ・リベッターを導入する。

現在、ボーイング777型ファミリーは、世界各国で運航されており、派生型を合わせた受注機数は合計で1500機を超えている。

川崎重工は、名古屋第一工場で1992年からボーイング777向け部品を生産している。最新後継機であるボーイング777Xプロジェクトへの参画により、安定した生産活動を継続するとともに、最新生産技術の獲得、高品質な製品の提供によって民間航空機事業を強化する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る