【F1 日本GP】ベルガー、約10年ぶり鈴鹿へ「鈴鹿のファンに会いたかった」

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GPスクエアのトークショーに参加したゲルハルト・ベルガー
GPスクエアのトークショーに参加したゲルハルト・ベルガー 全 11 枚 拡大写真

2015年のF1第14戦日本GPが行われている鈴鹿サーキットに、ゲストとして来場予定だった元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガー氏が到着。早速25日にはトークショーステージに登場した。

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本来は彼が1987年に優勝したフェラーリ『F187』を駆ってデモランを行う予定だったが、悪天候のため残念ながら中止に。その代わりにお昼の時間にもトークショーに参加。多くのファンに出迎えられた。

ベルガーが鈴鹿に来るのは約10年ぶり。今回はやはり特別な思いがあった「僕は普段こういうイベント出演のオファーがかかっても基本断っている。移動距離が長いし、時間もかかるし。でも鈴鹿からオファーがかかった時は迷わず行くことを決めたよ。だって素晴らしい日本のファンにまた会いたかったからね。こうしてここに来られて光栄だよ」と述べ、改めてファンに笑顔で手を振り声援に応えた。

またベルガーと言えば、アラン・プロスト、ナイジェル・マンセル、ネルソン・ピケ、アイルトン・セナらとともに戦い、1990年代のF1を盛り上げたドライバーの1人。「基本的に皆仲は良かったよ。もちろん、レース中はライバル同士だから闘志むき出しでのバトルになったけど、コーストラック以外の時間は皆でご飯も食べに行くしパーティもした。そんな感じだったよ。でも、一番仲が良かったのはやっぱりセナだね」と、今だからこそ聞ける当時の裏話なども披露してくれた。

最後に集まってくれたファンに「とにかく週末のレースを楽しんで下さい!28年前のように僕はレースに出ることは出来ないけど、皆さんにとって思い出深い週末になることを願っています。そしてまた来年も鈴鹿で会えれば嬉しいですし、また来年もF1を観に来てください」と語った。

また26日には木曜ピットウォークで配布した抽選券で当たった方が参加できるゲルハルト・ベルガーサイン会も開催され、こちらも盛況だった。

《吉田 知弘》

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